1948-07-02 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第48号
第五は、金融債券の旧勘定移換に伴いまする政府の補償及び預金部に対する政府補償を國債を以て行うことにいたしましたと同時に、金融機関の調整勘定と同様の概念を預金部に対しても採用いたしたことであります。 尚右の五点の外に若干の條文の整理を行なつております。 以上が金融機関再建整備法の改正法律案を提案いたしました理由であります。
第五は、金融債券の旧勘定移換に伴いまする政府の補償及び預金部に対する政府補償を國債を以て行うことにいたしましたと同時に、金融機関の調整勘定と同様の概念を預金部に対しても採用いたしたことであります。 尚右の五点の外に若干の條文の整理を行なつております。 以上が金融機関再建整備法の改正法律案を提案いたしました理由であります。
第五は、金融債券の旧勘定移換に伴いまする政府の補償及び預金部に対する政府補償を國債をもつて行うことにいたしましたと同時に、金融機関に調整勘定と同樣の概念を、預金部に対しても採用いたしたことであります。なお右の五点のほかに若干の條文の整理を行つております。 以上簡單でありますが、金融機関再建整備法の改正法律案につき御説明申上げました。何とぞ御審議の上速やかに賛成せられんことを望みます。
問題はこれらの善悪の問題よりは、即ち政府がかくのごとき措置を採らして置いて、而して最近になりまして、金融債券の旧勘定移換は止むを得ないことであるというような態度をお探りになつておりますために、農村は、農業会自身の資産に影響があるということは勿論でありまするが、農村の資金は、御案内の通りに、季節的収入が多くありまして、米の収入のあつた時にいわゆる振替貯金によつてそれを集め、木炭の生産をした時に振替によつて
それから金融債券が旧勘定移換に伴う善後措置如何というお尋ねであつたと思うのであります。これは誠に政府といたしましては遺憾の点でございままして、一昨年八月に制定されました金融機関経理應急措置法におきましては、金融債券で而も金融機関が所有しておるものは新勘定に所属せしめるということになつておつたのでございます。